ええ、オンライン受験失敗談でございますよ。

結論から言うと、オンライン受験はお勧めしません。

オンライン受験と聞くと、当日のお化粧や移動分など地味に削られる時間も勉強に充てられますし、自分の部屋で自分だけに合った温湿度・服装で受験ができるので、とても良さそうに思えます。
が、CIA受験の実施事務局の対応を経験した私から言うと、絶対にお勧めしません。
以下に、実際のオンライン受験時の困った!を挙げながら解説したいと思います。

1)部屋の中の準備が地味に面倒くさい

普通に生活感のある部屋であれば、本であったり、テーブルであったり、椅子であったり、あとは本棚であったり、いろんなものが部屋の中にあるかと思いますが、これらについては文字情報であるかないかに関わらず、布で覆う等しないといけません。
机に向かったときに見えないところ、例えば背中越しにおかれたティッシュ箱であっても、覆って見えなくするか別の部屋に持っていくか、という準備が必要になります。机の上のものから机の下、棚に置いている箱(自分の位置からは箱の外観しか見えない)、受験するときに座る椅子の背もたれなど、「こんなところまで見るの???」という部分まで全部見られます。

また、机が窓に向いている場合はもっと面倒くさいことになります。
受験前に、オンラインで接続されたカメラごと動かして室内の全体を試験官に見せる必要がありますが、外が見えている状態だと受験できません。かと言ってカーテンを閉めていると、カーテンを開けたりカーテンの陰に何か隠していないかなど、試験監督に指示されるままにアレコレ動かして見せないといけません。

室内をありとあらゆる角度から試験監督に見せ散らかすのに結局15分ほど使いました。オンライン受験する方におかれましては、「こんなことしてる暇があったら、自宅でオンライン受験ではなくテストセンターに行った方がよかった…」と思うこと請け合いです。

2)当日急なネットワークエラー?が発生

さて、面倒くさい受験環境(物理)の確認を済ませて一息ついたところで、今度は受験環境(ネットワーク)の確認です。私の場合は、受験日前に届く環境テストで何度か問題ないことを済ませていたので、特に心配もせずに試験監督がいる受験環境確認を進めていたのですが、ここで予想もつかない事件が起こったのでした。

というのも、何故か一瞬ネットワークが途切れたようなのです。「ようなのです」と言ったのには理由があります。音声もカメラも指定された回線を使っていたのですが、特に途切れた様子はなかったのです。体感的にはスムーズそのものでした。ちなみに言っておくと、試験日前に心配性の私が何度もネットワークのチェックをしたときと同じく、環境に問題ないという画面表示でした。
しかし、試験監督からは「ネットワークエラーとなっているので、最初からやり直す必要があります」との指示。うっそやん??「最初からというのは、どこからでしょう?」と質問したところ、「部屋の中の確認からです」とのお返事を受けます。仕方ない…部屋の中の確認からやり直すか…。

3)試験監督の指示通りにしたが受験できず、受験料ボッシュート

この時点で試験開始予定時間ギリギリですが、そこから室内環境確認を経て、ネットワーク環境確認をして、やっと受験開始ということになります。受験申込時の試験時間はきっかり2時間だったので「ちゃんと試験時間をフルで使えるのか?環境確認で時間を費やした分受験時間が短くなるとかないよな?」と不安になった私は、試験監督に「試験時間が減らされることはないですか?2時間使えますか?」と聞いてみました。試験監督は自信満々で「大丈夫です、試験時間が短くなることはありません」と回答していたので私はホッとして、試験監督が言う通りに一旦ログアウトし、再度ログインしなおそうとしたのですが…。

なんと、ログインできません。試験開始時間として記載されている時間「までしか」ログインできないのです。
思い出してみると確かに、「試験開始時間の30分前にはログインして、試験監督の指示に従い受験環境やネットワークのチェックを行ってください」的な記載がありました、ありました。
いや、しかしさっきの試験監督は「今から一回ログアウトして再度ログインしなおし、環境確認からやり直してください」との指示を出していました。試験監督がシステム上でどこまで管理できるかは分かりませんが、指示通りにやって受験できないなんて、そんなはずはありません。
でも、ログインができない以上こちらから試験監督に連絡を取る手段は無いわけで。どないせえと????

頭の中が「???????」で埋め尽くされ、「こらアカン、今日受験できてもこんな状態やったら合格できる気がせんわ」と半ば諦めムード漂う中、数分どうするでもなく佇んでいたところに何と試験監督から電話が掛かってきたのでした。
私は「指示されたとおりに一旦ログインして、再度ログインしようとしたらログインできなくて…」と状況を説明します。ここから先は思い出すだけではらわた煮えくりかえる反応でヌルヌルと言い逃げられたので省略して結論だけ言うと、「今回は受験できません。試験監督の指示通りに手続きをした結果受験できない場合でも受験料は返金されません。文句があるならCCMS(IIAが提供する認定資格受験者管理システム)で言うて来いや。」とのことでした。

ちなみに、CCMSでの問い合わせは日本語でもできますが「だそうです」ばかりで埒が明かないので、直接IIAとやり取りをすべく英語でも何度か問い合わせました。
問い合わせを「何度か」した理由は、問い合わせた内容に対してIIAが回答になってない回答を投げ返した時点で、IIAによりその問い合わせが”Closed”のステータスにされてしまうからです。「問い合わせNo.XXXXXXの件で連絡しましたが~~~」と送っても、最初の回答になっていない回答をコピペされて終了です。何て奴らだ。

まぁ結局英語で問い合わせてもBotのような返答しか返ってこないので泣き寝入りです。当時はPart 2の受験料が¥31,000だったのでまだ傷は浅いですが(それでも¥31,000あったら、こんな死に金じゃなくて有意義な使い方をしたかった…!!!)、2024年7月現在のPart 2受験料は¥42,000にまで上がっています(IIA個人会員の場合)。
みんな、俺の屍を踏みつけてでもいいから!!俺の二の舞になるな!!¥42,000を有意義に使ってくれ!!!

…と、まぁ思い返して熱くなってしまいましたが、本気でオンライン受験はお勧めしません。
「テストセンターまで結構距離があるんだよなぁ~」という人でも、オンラインではなくテストセンターでの受験をお勧めします。っていうかそうしてくれ!!CIA合格のハードルが下がった方が嬉しいし!!(まだCIA資格の知名度とか微妙ですし、「内部監査人やったらCIA持ってるやろ」まで資格持ちが増えて欲しい民なので。)

あ~…なんか記事書くために思い出したらめちゃくちゃムカついてきたな???
ということで、私が暴れ散らかす前に、今回の記事はここまで。
CIA受験を考えている人、内部監査人としての経験値証明できる何かが欲しいなぁと思っている人、あと上司から「CIA資格取ってね」と指示を受けた人、色んな人がいると思いますが、参考にしていただけると嬉しいです。

ほな、また!!